※パチンコじゃないのよ
どんなもの?
今どき、ECサイトを構築するときはSEO対策というものをしなくてはいけないそうですが、そんな中で試作チームがECサイト構築チームに却下された単語があります。それが「ハネモノ」です。
だからcuiJineのページの中ではハネモノと書かずに、毎回「規格に合わず捨てられる農作物」などと表現することになりました。
そのハネモノ、いえ、規格に合わずに捨てられる農作物は、農協さんやスーパーさんが決めた形やサイズからちょっとはみ出しただけ、果実やお野菜としては不良品ではありません。
中には熟し過ぎたから、つまり美味しくなり過ぎたから捨てられてしまう果物やお野菜まであります。美味しい果物やお野菜が食べたい消費者から思えば、実にもったいない話です。
では、どうして規格があるのでしょうか。規格からはみ出ると、箱に入らなかったりします。
箱に入らなければトラックで運ぶのが大変です。規格よりも熟し過ぎた果物やお野菜は、輸送している途中で腐ってしまうかも知れません。だから規格そのものは必要なんだと思います。
でも、やっぱりもったいない!
農家さんにもお話を聞きました。果物やお野菜を捨てるときには「悲しくなる」と。丹精込めて作った果物にもお野菜にも罪はないのに、誰にも見向きもされず、そっと朽ちていく様は、農家の皆さんでなくても悲しくなります。
そして何よりも困るのが、廃棄用です。天候によっては、収穫のほとんどが規格からはみ出てしまう年もあるそうです。当然ですが、この廃棄費用は農業の経営を圧迫します。
経営を圧迫する要素があれば、農業を次世代に繋げません。それでは、安心・安全な農作物を消費者が持続的に食べることは出来なくなります。
だからcuiJIneは、このハネモノも無駄にしないと誓っているのです。